慰謝料

慰謝料とは、交通事故で被害者が負った精神的損害に対する賠償金のことをいいます。

交通事故による慰謝料は、「傷害慰謝料」、「後遺症慰謝料」、「死亡慰謝料」の三つに分けられます。

遷延性意識障害など、交通事故による後遺症に後遺障害等級が認定された場合、二つ目の「後遺症慰謝料」を請求することができます。

 

慰謝料の定額化・定型化が進んでいる

裁判所は、大量の交通事故による損害賠償請求事件を、適正かつ迅速に処理する必要があります。

また、被害者の痛みへの耐性や社会生活への支障の程度などは、人によって大きな違いがあるはずですので、主観的な苦痛の程度をケースに応じて評価することは困難です。

そのため、いくつかの客観的な指標(入院期間、障害の等級)によって慰謝料が算出できるように慰謝料の定額化・定型化が進んでいます。香川・高松でも同様です。

 

後遺症慰謝料は主に等級によって決まる

前述の通り、慰謝料は損害の定額化・定型化が進んでおり、裁判所の提言や判例をもとにした裁判基準というものが存在します。

中でも後遺障害慰謝料は、後遺症障害等級に応じて決まることが多いです。

通常、遷延性意識障害は第一級が認定されるので、慰謝料として、2,800万円程度が支払われることが多いです。

また、慰謝料の増額が認められる場合があります。

・加害者に故意または重大な過失がある場合(無免許運転、飲酒運転、信号無視など)

・加害者に著しく不誠実な態度等がある場合(ひき逃げ、証拠隠滅、謝罪なしなど)

などに、慰謝料の増額が認められる傾向にあります。

 

被害者本人とは別に近親者も慰謝料がもらえる?

被害者本人分の後遺障害慰謝料とは別に、近親者にも慰謝料が認められる判例もあります。

要介護状態である後遺症障害等級が第一級であれば、ほとんどの事例で認められるでしょう。

慰謝料の金額としては、等級の他に、近親者と被害者との関係、今後の介護状況、被害者本人に認められた慰謝料の金額などを考慮して決められます。

被害者本人の2-3割程度の慰謝料が認められる傾向にあるようです。

 

正当な慰謝料を受け取るために

しかし、これらの後遺症慰謝料や近親者に対する慰謝料は、事故にあって初めて意識するもので、相場がいくらくらいのものか一般の方がうかがい知る機会はほとんどないといえます。

また、事故の状況や後遺症の程度、近親者の就労状況なども考慮して慰謝料が算出されるため、「ニュースなどで、交通事故の慰謝料が1億円と出ていた!」と言っても、何万件もある交通事故の数例にしかすぎず、特殊な事例であることがほとんどです。

 

ですが、将来にわたって介護が続き、子供が遷延性意識障害になった場合には「自分の死後はこの子はどうなってしまうのだろうか?」という不安を常に抱えて生活をしていかなければいけません。

その不安を軽減するためにも、正当な慰謝料を受け取り、将来に備えることをしなければなりません。

 

保険会社は得てして、慰謝料の支払いを渋る傾向があります。

そのため、症状を軽く見積もったり、ひどい保険会社では「遷延性意識障害の患者は平均寿命まで生きられないので、保険金もそれに応じて減額して算出します。」と平気で言うところもあります。

 

そのため、患者家族は家族が遷延性意識障害になった心痛だけでなく、保険会社からの心無い言葉に傷つくことになります。

それ所以に、患者家族も頑なになってしまったり、早く保険会社との交渉を終わらせようとして、低い保険金額で応じてしまったりすることもあります。

 

ですが、弁護士が患者家族の代わりに保険会社と交渉することで、保険会社との煩わしい話し合いをする必要が無くなり、なにより自分が受け取れる正当な保険金額を弁護士が依頼人の立場に立って算出しれくれるため、慰謝料として支払われた保険金額に対して納得できます。

 

 

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