遷延性意識障害が原因で借金。補償の請求はできる? 愛媛県四国中央市 N・M様

【質問】

夫が半年前に交通事故に遭い遷延性意識障害となり、今も四国中央市内の病院に入院中です。

夫は交通事故に遭う前は四国中央市内で飲食店を経営しており、交通事故後は休業していました。

しかし、店舗の家賃や生活費の事から、事故から3カ月の時に店は閉店しました。

 

収入がない上に、小学生の子供を2人抱えての生活費で貯金が底をついてしまい、お恥ずかしながら消費者金融から借り入れをしています。

交通事故の示談交渉はまだ済んでいませんが、夫が交通事故で遷延性意識障害にならなければ消費者金融から借りることはなかったのですから、示談金に借金の金利を上乗せしてもらいたいと思っています。

 

交通事故による遷延性意識障害で収入が断たれたことが理由の借金の補償を、加害者側の保険会社に請求することができるのでしょうか?

それとも、弁護士から請求しないと払ってくれないものなのでしょうか?

 

【回答】

愛媛県四国中央市のN・M様、ご質問いただきありがとうございます。

 

弁護士の立場から言うと、消費者金融の金利の請求は難しいのではないかと思います。

裁判で正当性が認められれば支払われるかもしれませんが、金利分のためだけに裁判を起こすのは、弁護士費用の面からもお勧めできません。

 

それよりも気になったのが、加害者側の保険会社から仮払金の提示がなかったという点です。

示談が済まなければ保険会社から保険金が受け取れないと思われている方も多くいますが、保険金の一部を仮払金と言う形で先に受け取ることができます。

また、加害者が加入している自賠責保険に被害者請求と言う形で、加害者の保険会社を通さず請求することができますので、生活費に困っているのでしたら早急に確認をしてみた方が良いでしょう。

 

もし、ご主人が被保険者の保険に加入しているのでしたら、補償内容を確認してみましょう。

入院補償や高度障害補償を受け取ることができることもあるので、加入している保険会社に確認をすれば、給付対象か確実に分かります。

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