遷延性意識障害の死亡保険金は弁護士が代理交渉できますか? 徳島県阿波市 K・R様

【質問】

1カ月ほど前に阿波市内の県道で主人が事故に遭い、遷延性意識障害で入院中です。

加害者側との保険会社とは話し合いをしていますが、保険金額や補償内容のことで折り合いがつかず、話が中断している状態です。

 

加害者側の保険会社からの保険金の支払いはいつになるかわからないため、遷延性意識障害の主人を抱えての今後の生活費が心配です。

主人の名義で加入していた生命保険の入院保障の請求を使用とは思っているのですが、遷延性意識障害となった場合は死亡保険金が支払われると聞いたことがあるのですが本当なのでしょうか?

 

住宅ローンの返済もあり、来年大学受験の子供もいるため、まとまった保険金を手に入れられたら助かります。

 

【回答】

徳島県阿波市のK・R様、ご質問いただきありがとございます。

 

生命保険の死亡保険金は「死亡」と名前がついているので、亡くなった時にしか給付されないと思われがちですが、実際は「死亡重度障害」が保険金の支払い要件となっています。

そのため、遷延性意識障害の場合は、死亡重度障害保険金が支払われることが多いです。

 

徳島県阿波市のK・R様の場合、入院保障の限度日額分は入院保険金を受け取り、その後医師の診断書を添えて死亡重度障害保険金を受け取られる方が良いと思います。

また、住宅ローンの返済に関して加入時に団体信用保険を利用されている場合には、遷延性意識障害は重度障害に当たるため、住宅ローンの残債は団体信用保険から支払われるので、申請をすれば以後の返済は不要となります。

 

それと、加害者側の保険会社との交渉が滞っているとのことですが、一度弁護士に相談をして、保険金額や対応が適切なものなのか調査してもらうことをお勧めします。

 

一般的に交通事故での保険会社からの保険金額は、かなり低く提示されます。

そのため、早期に和解してしまうと、結果としてかなりの損となってしまうことが大半です。

遷延性意識障害の場合、数年・数十年と介護が必要となる事も珍しくないため、今後の生活も考えて十分な補償をしてもらう必要があります。

 

ですが、一般人ではどの程度の保険金や補償が適正なものかわからないため、交通事故に精通した弁護士に依頼する方が無難です。

保険金額の算定のほか、保険会社との交渉も弁護士が代理で行うので、一考された方が良いでしょう。

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